【映画】007スカイフォール:ダニエル・グレイグ版ボンドシリーズで一番好き
※ネタバレを含みます。
007 No Time To Die鑑賞前に再確認したくて再鑑賞しました。
何年か前に見たものを再び観ると、当時は理解していなかった部分があったりして、2度目を観るのってとても楽しめます。オススメです。
作品情報
上映時間 : 143分
映倫 : G(年齢問わず)
制作国 : アメリカ
劇場公開日 : 2012年12月1日
監督 : サム・メンデス
主演 : ダニエル・クレイグ
ざっくり概要
現場最前線で活躍するボンドは、敵と戦っている最中、誤って仲間に撃たれてしまいます。
ボンドが殉職してから3ヶ月後、MI6本社が爆破される事件が起こり、ひっそりと生き延びていたボンドは復帰すべくMのもとへ。
MI6を狙う何者かを追い、ボンドはミスターシルヴァへとたどり着きます。
捕らえたシルヴァは事前に準備していた作戦通りに脱出し、Mの殺害を目論みますが、ギリギリのところでボンド達に阻止されます。
ボンドは、Mを連れて誰の邪魔も入らない場所”スカイフォール”へとシルヴァをおびき寄せ、降り注ぐ銃弾や手投げ弾にも負けず、遂にシルヴァを倒しました。
しかし、Mは襲撃の際に受けた傷によって死んでしまいます。
MI6は新たにギャレス・マロリーを中心に活動する事になりました。マロリーが”M”となったのです。そして今までと変わらぬ形で007に新しい任務が与えられるのでした。
今までとこれから
古き良きを感じるシーンがいくつかあったり、世代交代をほのめかされているボンドであったり、せまりくる新しい時代を感じたりと、50周年という記念作を意識された仕上がりの作品なのだと思いました。
どんなにハイテクな時代になっても、これまでやってきたスタイルを貫くボンドやMのかっこよさをひしひしと感じます。
007おなじみの登場人物
復帰テストに不合格のボンドを現場に出すMはもちろん、今作では、ボンドを最新テクノロジーで支えるQ、現場からMの秘書へと人事異動したマネーペネーなど007シリーズでおなじみとされるキャラクターも出てきます。
必見なワンシーンがてんこもり!
とにかくかっこいいです。今作は冒頭1秒でボンド感、たった1秒でワクワクさせてくれる完璧な演出。
戦闘シーンでも、車両に乗り込んだ瞬間に袖を整える仕草が完璧にかっこいい。
シルヴァが脱出したのに気づいた瞬間に走り出す姿も、追いついてドアの向こう側から応戦する姿も、ダニエル・グレイグは姿勢がとてもきれいでかっこいいです。
シルヴァとの銃撃戦の際に、マロリーの横にある消化器を撃つのに、一瞬マロリーを見てウインクするシーンもかっこいい。
Mと逃亡する際に車を換えると言い、、、ガレージの扉がひらくと、往年のアストンマーティンDB5と、微笑むボンド。呆れるM。笑
スカイフォールでシルヴァにアストンマーティンを破壊され、キレるボンドとその音楽も。
他シリーズとは異色
今作では、謎の”組織”は表立っては出てきません。
前作「慰めの報酬」の最後でミスターグリーンから詳細を入手したと思われるボンドですが、”組織”については、いよいよ次作「スペクター」で全貌が明らかになります。