【映画】ドクター・ストレンジMoM:サム・ライミ監督の濃厚な表現力に含み笑いしちゃう
※ネタバレは含まれません。
しっかりと”サム・ライミっぽい映画”に仕上がっていたドクターストレンジの続編!今回はIMAX 3Dでマルチバースの世界観を思う存分体感してきました。
作品情報
上映時間 : 126分
映倫 : G(年齢問わず)
制作国 : アメリカ
劇場公開日 : 2022年5月4日
監督 : サム・ライミ
主演 : ベネディクト・カンバーバッチ
ざっくり概要
今作においては、ざっくりでも概要を書こうものなら、すぐにネタバレに繋がる恐れがある為、ほぼ書けません。ストレンジとワンダとマルチバースと。。。
しいて言えば、傲慢なストレンジが成長していく姿を見られるような内容になっています。
あと、若干のホラー要素が含まれますので、特にホラーが苦手な方は注意が必要かもしれません。
前作までのおさらい
天才外科医としてNYで活躍していたスティーブン・ストレンジ。彼は交通事故によって両手に怪我を負ってしまい、治療法を求めて魔術の世界へ。
修行を積み、至高の魔術師となったストレンジは、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」で、アベンジャーズと共に闘いますが、惜しくもサノスの指パッチンによって姿を消されてしまいます。5年間も。
「アベンジャーズ エンドゲーム」で世界が元に戻った時、ストレンジも戻ります。
そして「スパイダーマン ノーウェイホーム」の際、”至高の魔術師”の称号である”ソーサラー・スプリーム”は、ストレンジが消えていた5年間のあいだに、同僚であったウォンに与えられていたという事が分かりました。
ということで、元天才外科医であり、元至高の魔術師である傲慢な性格のドクター・ストレンジ。
今作ではどんな活躍を見せるのでしょうか。
今作の見どころ
物語の鍵を握るのは、今作から登場したアメリカ・チャベス。若き彼女を救うべく、ストレンジとアメリカがマルチバースを行き来します。します、というのかせざるを得ないというか。。。
”マルチバース”なだけに、目が回るような映像体験ができます。また、別世界の地球を行き来する際に、ストレンジ達の身体が様々な状態に変化するという表現がとても面白く、異次元を擬似体験したような気分になりました。
3D上映、久しぶりだったのですが、個人的にはかなりオススメです。
復習しておくべき作品
必須はドラマ「ワンダヴィジョン」だと思います。
ディズニープラスで配信中のMCUドラマ作品ですが、このドラマで起きた事が今作の背景に影響している為、観ておくべき作品だと思います。
未加入で観れないという方は、ネタバレ記事を読むなどして、ある程度内容を理解しておいたほうが、今作を十分に楽しむことができると思います。
できればアニメの「ホワット・イフ...?」も観た方がいいでしょう。
ざっくりとマルチバースを予習しておけるのと、内容において今作と少し関わっている部分があるからです。こちらもディズニープラスでの配信です。
また、余裕があれば映画「ドクター・ストレンジ」も観ておくといいです。
ストレンジの成り立ちを知る為&この映画に出ていた人物が今作にも出てくるからです。
個人的な感想
MCU作品は、いつも楽しませてくれますが、今作もやっぱり楽しかった!
映像体験もですが、MCU作品の多くは、ただのヒーロー物語ではなく、ヒーロー達に事情があったり、悩んでたり、簡単にはいかないことがたくさんあったり、と、人間味溢れる空気感が身近に感じられるんです。ストレンジが成長していく過程が見られて、とても楽しかったです。
エンドクレジットに出てくる一場面は、、、キャストに驚きました。とにかく驚きました。
今年は続々とMCU作品が公開されて、幸せです。
次はソー:ラブ&サンダーの公開かな?これまた楽しみでしょうがない!