海外ドラマ【ロキ】S1第3話レビュー:異性×異星で情報のカオス化は、まさにロキ好み?!

※ネタバレを含みます。

追いかけていた変異体”ロキ”が女性だったこと、行き先不明でもついて行っちゃったこと、ぼちぼちカオスの始まりですか?

【第3話】ラメンティス

変異体”ロキ”についていったロキ。向かった先はTVA。そこでちょっとモメて、崩壊寸前の惑星”ラメンティス”へ。隕石がどんどん落ちてくる惑星でロキ達はどう生き残るのでしょうか。

手書きロキの角

変異体”ロキ”のパワー

C-20の頭の中に入って、過去の(TVA職員になる前の)彼女に近づき、詳細を聞き出す変異体”ロキ”。こうやってタイムキーパーの居場所を聞き出して、いざTVAへ襲撃をしかけた変異体”ロキ”でした。あれれ?TVA職員って過去があるんでしたっけ??

タイムドアの先はTVA

変異体”ロキ”は、廊下で出会ったTVA職員のマインドを乗っ取ろうとしますが、TVAではマジックは使えません。しかし、実戦でもしっかり強い変異体"ロキ"。なんのためらいもなくTVA職員を剪定してしまいました。


ロキもすぐに辿り着きます。TVAだって気づいて、すぐロッカーにしまわれた短剣を手に取り、変異体"ロキ"の後を追いました。様子を見ながら近づくロキ。落ち着かせようとしますが、変異体”ロキ”は戦う気まんまん。


そこへラヴォーナが手下を従え登場、「ロキを殺す!」と脅しますが、変異体”ロキ”は全く動じません。ラヴォーナが武器を振りかざすと、、、ロキが変異体”ロキ”のタイムパッドを奪いました。床にタイムドアが出現し、そこから二人はどこか別のところへ落ちていってしまいます。

2077年のラメンティス1号星

ロキからタイムパッドを取り返し、移動しようとする変異体"ロキ"、しかしタイムパッドはバッテリー切れで作動しませんでした。その隙にロキは再びタイムパッドを奪って、自分の中に隠してしまいます。


戦おうとする二人ですが、、、

どーん!

上から何かが落ちてきました、まさかの隕石。変異体"ロキ"が場所に気づいて怒り出します。ここは、2077年のラメンティス1号星。惑星の衝突により、今まさに崩壊寸前の星なのでした。


なんてこった、この映像、予告編で見た際にヴォーミアじゃないかと予想していた場所です多分。という事は、ロキのドラマにナターシャが登場するなんて予想はハズレなようですね。残念。。。

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降り注ぐ隕石を避けて、2人は別の建物へ逃げます。走りながら「組むか?」と尋ねるロキに、「お断りよ!」と叫ぶ変異体"ロキ"。しかし、組むしか逃げ道はなさそうですよね。倉庫のような建物に入り、落ち着いたところでロキの心を乗っ取ろうとする変異体"ロキ"ですが、効きません。ロキは、本人曰く、心が強いから入り込めないんだそうです。タイムパッドを持ってるのはロキで、チャージ方法を知っているのは変異体"ロキ"。二人はしかたなく手を組みますが、長年の計画が無駄になり、変異体”ロキ”はカナリ怒っています。

惑星からの脱出を試みる

まずは街へ向かう二人。変異体”ロキ”は「ロキ」と呼ばれるのが大嫌いで、”シルヴィ”と名乗りました。会話をしながら街に到着すると、、、既に誰もいません。崩壊までは残り12時間ほどです。隕石の落下で、惑星の状態はだんだん悪化してきました。


町外れの家に押し入ろうとするシルヴィは、住民に武器でふっ飛ばされます。ロキは、丁寧に謝罪と挨拶をしてから、住民の主人と思われる人物に変身し、近づこうとします。しかし、そのご主人は「甘い言葉は囁かない」キャラだったようで、ロキはすぐに偽物だとばれ、シルヴィと同じようにふっ飛ばされてしまいました。笑


その住民によると、街の皆は、避難用の大きな船”方舟”に乗るために駅へ向かったということで、すぐに駅へ向かう二人。列車のチケットを持っていないので、シルヴィは手荒な手段に出ようとしますが、知能犯なロキは、それを制して作業者に変身し、シルヴィを確保したように見せて、うまいこと列車に乗り込みました。

列車の中で

車内はお金持ちな見た目の乗客ばかりでした。椅子に座り、しかたなく会話していると、意外と話は盛り上がります。シルヴィはどう魔術を覚えたのか聞かれると、「独学で」と答えました。独学で人を操れるようになるなんて、ロキより上手なのかもしれません。「愛は憎しみ」と言ったシルヴィに「愛を掘り下げるにはもっとアルコールが必要だ」とシャンパンを手に微笑むロキ。愛について語りだします。愛は憎しみ、愛はいたずら、「愛は、、、」と、次の言葉が出ないロキ。まだ酔いが足りないようです。


いつのまにか、うたた寝していたシルヴィ。目を覚ますと、ロキは、、、なんとも楽しそうに歌っていました。なぜか乗客を盛り上げて、歌って踊って、とっても楽しそう。しかも、いつのまにか作業者の変身をやめて、TVAのロキの格好に戻っています。

シルヴィが変身を解いたロキを注意すると、ロキは気にせずに「愛とは短剣だ、遠くからでも近くでもチカラを発揮する武器だ、傷つけられるまでは。」と、先程の話の続きをしました。おぉ、深い!と思いましたが、シルヴィには「ひどい例えだ」と一蹴されました。

怪しんだ乗客により警備員が現れ、チケットを見せろと言われてしまいます。捕まりそうになり、しょうがなく戦いだすロキ。対して、なんだか楽しそうに戦い出すシルヴィは、血の気が多いですね。

捕まりそうなシルヴィを助けようと短剣を投げるロキですが、敵には当たらず、「下手くそ」と怒られます。警備員を列車の窓から投げたら、うっかりロキも投げ出されてしまいました。あちゃー。
シルヴィはタイムパッドが必要なので、しかたなく飛び降ります。しかし、落ちた衝撃でタイムパッドは壊れてしまいました。「あんたは神じゃない、ピエロだ!」と激怒したシルヴィは、切れて大声で叫ぶのでした。

叫んだ事で少し落ち着いた彼女の横に座るロキ、この先をシルヴィに聞きます。「惑星は崩壊し、誰も助からない、方舟も結局は壊れて飛び立てない」という未来だそうです。しかし自分達が方舟に乗ったら、乗っ取って飛ばせるんじゃないか?と提案するロキ。そして歩き出す二人。えぇ〜、徒歩?間に合いますー??

方舟へ向かう

こんなに歩いた事はない、と言って、自分を操るよう要請するロキは、歩きながらシルヴィの魔術について説明してもらいます。「肉体的接触が必要で、大抵はすぐ乗っ取れるが、精神が強い人は苦労する。その場合は、相手の記憶から幻を作り出ししがみつく」と話すシルヴィは、「TVAの兵士は頭の中がめちゃくちゃだったから、TVA以前の記憶を引き出した」と言いました。え?TVA以前の記憶?!TVA職員って、タイムキーパーが作り出したって話でしたよね?

シルヴィによると、TVA職員は普通の人で全員変異体だそうです。「職員は知らないぞ!」と驚くロキ。じゃあ、メビウスにも過去があるんだ!

甘くない展開

二人は方舟付近まで近づきましたが、入り口に入れません。なんとか乗ろうと、回り込もうとする二人。しかし、隕石がどんどん落ちてきてあたりは大混乱。警備員に邪魔されたりもしますが、戦い、倒して、なんとか近づこうと頑張る二人。しかし、入り口目前で、隕石が落下して、、、なんと、方舟は崩壊してしまいました。。。荒い呼吸のまま呆然と見つめるロキと、すぐに振り返って歩き出したシルヴィ。


ここで3話は終わりです。なんてこと。このまま惑星から脱出できないのでしょうか。TVA職員の謎もあるし、どう脱出するのかも気になるし、ドラマはいよいよ後半戦へ。

第4話も楽しみです!