海外ドラマ【ロキ】S1第5話レビュー：ロキが増えるとコメディ感が増す気がする
※ネタバレを含みます。
剪定されてしまったロキは虚無の世界へ辿り着きます。そこには過去に剪定されていった数々のロキ達がいて、、、とりあえず、ロキ多すぎ！
第5話【未知への旅】
剪定されたロキは、数人のロキ達に助けられ、アライオスという煙の番人から逃げ出します。全6話で終わるのか？と思う混み合った内容になってきました。ロキ多すぎで、とにかくカオス。笑
コンテンツ
虚無の世界
ロキは、剪定されて死んだかと思いきや、謎の世界へやってきました。そこには何人もの”ロキ”が。かつてTVA職員達に剪定されていった数々のロキ達のようです。どんだけ変異体になったんだか。笑
この謎の世界は”虚無”。ここには謎の、煙の”アライオス”という獣がいます。とりあえず逃げるロキ達。
シルヴィとラヴォーナ
「一体どうなってるんだ！」と問い詰めるシルヴィに対し、「全くわからない」と答えるラヴォーナ。ラヴォーナもタイムキーパーが偽物だったと知らなかったよう。
ロキはまだ死んでいないかもしれないと言うラヴォーナ。彼女いわく”剪定”はリセットされるのと違って、分岐を成長しない場所へ送っているだけ。その送り先が”虚無”という事になります。何故、虚無では分岐が成長しないのか？教義によるとタイムキーパーが理想郷に書き換えてる最中だからだ、らしいと言うラヴォーナ。理由がどうであれ、行った人は戻ってこられないんだそうです。
ラヴォーナは、「私を信じれば、助ける」とシルヴィを説得します。
3人と1匹のロキ
ロキは、別のロキ達に「作戦は？説明は？」と問い詰めます。剪定されここで目覚め、自分の変異体たちと共にアライオスから逃げている、これについて説明がほしい。と。
おじいさんロキと黒人ロキと子供ロキ、そしてワニのロキは、アライオスについて説明します。生ける嵐”アライオス”は、分岐が送られてくると即食べる嵐、エネルギーを全て食べてしまうんだそう。だから、食べられずに逃げ切ったロキがたくさん残って、ロキばっかの世界になっているのかな？笑
彼らのTOPは子供ロキで、彼が発生させた分岐は「ソーを殺した」という事だそうです。なんと。確かに子供とはいえ、ロキ達の中でも極めて悪どいかもしれない。（※ソーとはロキの兄の事です。念の為）
★虚無世界に転がるMARVEL小ネタ★
以下は、全て、原作コミックに関わるオマージュと思われます。
１. おっきなイエローヘルメット、アントマンの宿敵？
２. ヘリコプターにTHANOSの文字。「サノス」でしょ？
３. 地下に降りていくときに映るソーのハンマー”ムジョルニア”と、瓶に閉じ込められたソーと思われるカエルの姿が。
ラヴォーナの本心は？
ミスミニッツにデータを検索させ、シルヴィに味方しているように見せかけますが、怪しむシルヴィの感は当たり、TVA職員がラヴォーナを助けに部屋に乗り込んできます。逃げるシルヴィ、しかし職員達はゆっくりと近づいてきます。
「タイプループに入れてあげるわ。いい思い出があればね」と言い放つラヴォーナに対して、シルヴィは「一つだけある」とつぶやき、タイムパッドを隠し持ちます。そして職員達の前に立ち上がると、自らを剪定してしまいました！一つだけある思い出って、ラメンティスでのロキとのひとときの事ですかね。
たくさんのロキ達
子供のロキは、主人公のロキが何故自分達”ロキ”と違うタイプなのか気になります。ロキは「私は皆と同じだが、女性のロキは皆とは違う、彼女はTVAを支配する気ではなく倒す気なんだ、そして私を必要としている」だからTVAに戻るんだ、と言います。「アライオスは生きている、生きているなら殺せるはずだ。私に手を貸すものは？」とかっこよく尋ねたロキですが、ただ笑われしまうだけでした。
ロキは構わず外に出ようと扉を開きます。するとそこにはたくさんのロキが見下ろしていて、、、。「悪夢だな」とつぶやくロキでした。笑
虚無で目覚めたシルヴィ
シルヴィは突如襲ってきたアライオスから逃げます。逃げながらの一瞬でアライオスの心を少し読みました、そしてちょうど向こうから走ってきた車に助けられました。乗っていたのは、メビウス！！生きてましたーー！！うれしい！そうでなくっちゃ！
ロキとロキとロキと、、、
ロキ達一派は、権力争いと裏切りで、全員が全員と戦い出します。なんともくだらない。笑
最初に助けてくれたおじいさんロキが、子供ロキとワニロキと一緒に、ロキの事も助けてくれました。そして手を貸してくれることに。
アライオス前で合流
ロキ達がアライオスに向かっていくと、ちょうど剪定されてきた船がアライオスに一瞬で食われてしまいました。それを見て、ちょっとビビったロキ。殺す前に考えようと、逃げ腰に。そんな時、車がやってきました。
無事に合流できたシルヴィとメビウスとロキ。二人に再会できて嬉しそう。アライオスを殺す、というプランに賛成しないシルヴィは、「きっと虚無の向こう側に黒幕がいるからアライオスは殺さずに心を操ろう」と提案します。メビウスも賛成でした。
ロキとシルヴィはしばし二人で時を過ごします。”TVAを倒したら、その先は何をするか”、それは二人で考えてもいいね、と、ロキとシルヴィは話していました。この二人の関係、行く末が気になりますね。
ロキ達の強さ
メビウスはシルヴィの持っていたタイムパッドでTVAへ戻る事にし、ロキ達はアライオスに挑みます。メビウスはTVAに戻ったら焼き払ってやるんだと意気込み、「また会おう」とロキに手を差し出します。握手ではなく、ハグをして「ありがとう友よ」と言うロキ。そして去るメビウス。ロキに”友”と呼べる人ができるなんて。じーんとしました。
分岐が出現したら、アライオスの気がそれたところを狙って心を乗っ取る予定のシルヴィ。しかし分岐はなかなか出てきません。ロキは自ら気をそらす事にしました。ところがアライオスは、ロキではなくシルヴィめがけて突き進んできます。ロキが焦ったその時、おじいさんロキが渾身の力で、ロキ帝国を作りだしました！！これはすごい。アライオスはそちらに気が行き、行けーーー！と叫ぶおじいさんロキ。
シルヴィとロキは手を繋ぎ、共にアライオスの心を乗っ取ろうとします。おじいさんロキが倒れ、ロキ帝国がアライオスに食い尽くされても、おじいさんロキは「名誉ある目的だ！」と叫び、最後の最後までアライオスに立ち向かったのでした。最後かっこよかったです！
そして、ついに心を乗っ取った二人は、、、アライオスの中に現れた建物へ進みます。この先に黒幕がいるのでしょうか。。。
真相は、、、次回最終話で！？
最終話で終われるのかな、ほんと。