【映画】007No Time To Die:ダニエル・グレイグ版ボンドの集大成!!
※ネタバレはしていません。
観ました。IMAXで。ありがとう、ダニエル版のミスターボンド。
公開したてなのでネタバレなくレビューします。内容は、自分の目で観て知って欲しい!!
作品情報
上映時間 : 164分
映倫 : G(年齢問わず)
制作国 : アメリカ
劇場公開日 : 2021年10月1日
監督 : キャリー・ジョージ・フクナガ
主演 : ダニエル・クレイグ
ざっくり概要
物語は、前作「スペクター」で引退したボンドが、マドレーヌとアストンマーティンで去って行ったところの続きから始まります。
引退したボンドの元へ、協力を依頼しに現れた”盟友”、CIAのフェリックス。ボンドは一度は断りますが、フェリックスの依頼ともなると、受けざるを得ません。
協力の為、CIAエージェントのパロマと共に、とあるパーティへと潜入することになりますが、、、。
魅力的なキャスト陣
今作では、特に女性の活躍が目立ちます。
「ラシャーナ・リンチ」・・・”00”エージェントのノーミ役、強くたくましい頼りになる存在
「アナ・デ・アルマス」・・・CIAエージェントのパロマ役、個性がありキュートで強い若きエージェント
「レア・セドゥ」・・・今作のキーパーソンであるマドレーヌ・スワン役、おなじみボンドウーマンの2作連続出演(今はボンドガールじゃなく、ボンドウーマンと言うそうです)
強敵役にも注目俳優が抜擢されています。
「ラミ・マレック」・・・サフィン役、見た目だけでも怖い
また、おなじみのキャストであるQ役のベン・ウィショー、マネーペネー役のナオミ・ハリス、M役のレイフ・ファインズ、ビル・タナー役のロリー・キニア、そしてフェリックス・ライター役のジェフリー・ライトも登場します。
音楽がすごい!
作曲担当にハンス・ジマー、主題歌担当にビリー・アイリッシュです!
ハンス・ジマーは既に巨匠でとても有名ですが、もう確立されている007のテーマ曲をどんな表現にするのか。そんな事、考える必要はありませんでした。ただ、聴けばいいです。
もう、おなじみのあの曲が、ダニエル版ボンドの最後の作品だと実感するような感じに仕上がっていて、1分間程度の音楽の中に、興奮と壮大さと往年の感じが混ざったような、渋かっこいい始まりでした。
巨匠、映画の為に心を揺さぶる音楽作り、本当にありがとうございます。
ビリー・アイリッシュもかっこよかったです。切なくって、儚げで、、、。私は「スカイフォール」でアベルが歌うオープニング曲が結構お気に入りなのですが、今作でビリー・アイリッシュが上回ってしまったかもしれません。
劇場で観て思ったこと
☆冒頭よ、そんなにかっこよく始まるか。
思わずニヤけちゃうほどかっこいいです。何度も続いた延期ののちにようやく公開されたということもあって、感慨もひとしおです。
☆あぁ!アストンマーティンがぁ!!!強化ガラス感が半端ないです。
☆MCUファンが見ると「ん?エンドゲーム ?」と思う瞬間あります。笑
☆パロマ。とにかくパロマ。なんかすごかったですー!!もっともっと活躍を観たかったです。若くて、セクシーで、スパイとしてはまだ青い感じ、だけど強くって。
映画「ナイブズアウト」では地味な女の子を演じたアナ・デ・アルマス。同じ人物とは思えないですよ、ほんとに。
☆Qのプライベートが垣間見えるシーンがあるのですが、イメージ通りでなんかキュンとしちゃいました。
☆サフィンの表情、特に話している時の目線が、死んだ魚のような感じでとにかくこわかったです。
☆エンディングは衝撃。信じられない。しばらくは頭から離れません。いろいろあってたどり着いたボンドの心境を延々と考えてしまいます。
長時間の大作ですが、物語が始まるとテンポよく話が進んでいくので、長さを感じることなく観終えました。
エンドロール中に退出するお客さんは1人も見えませんでした。観た人だれもが、映画に引き込まれた証拠だと思います。
ぜひぜひ、劇場で観てもらいたいです!!