【映画】キャプテン・マーベル:無敵な強さのそのわけは。

※アフィリエイト広告を利用しています
※ネタバレを含みます

マーベルズが公開するので、鑑賞前の復習に。
Disney +で配信中のシークレット・インベージョンを観る前にもおすすめです!

ざっくり概要

過去の記憶を失っているヴァースは、惑星ハラで日々訓練をしながら精進していました。ある時、とある任務でスクラル人に捕まり、頭の中を調べられてしまいます。すると、自分の記憶に自分の知らない映像が、、、スクラル人から逃れ、地球で真相を突き止めようとする中、ヴァースは若きエージェント、ニック・フューリーと出会うのでした、、、。

ネタバレざっくり説明

ヴァースはクリー人ではなく地球人です。名前はキャロル・ダンヴァース。クリー人の揉め事に巻き込まれた際、破壊されたエネルギーを全身に浴び、スーパーパワーを手に入れました。その時クリー人のヨンロッグに自身の血を輸血された為、彼女の血は青になりました。

物語の経緯はこんな感じ。
ヴァースは惑星トルファでスクラル人に捕まり、記憶を探られた事で、自分の過去が地球にあることを知ります。地球に赴き、出会ったニック・フューリーと共に真相に迫る中、実は友好的な存在だったスクラル人のタロスと科学者の協力を得て、自分がキャロル・ダンヴァースである事を思い出します。

エネルギーコアを狙うクリー人に立ち向かい、無事スクラル人難民を助け出したキャロル。彼女は、亡き上司ローソン博士ことクリー人の”マー・ベル”の意思を継いで、キャプテンマーベルとなり、スクラル人と共に彼らの安住の地を求め、宇宙へ旅立つのでした。

そして、ニックフューリーはこの出来事があった事で、アベンジャー計画を立ち上げます。そう、アベンジャーズはここから始まったのです。。。

丁寧に書くとめちゃ長い

●過去の記憶がないヴァース
惑星ハラで日々トレーニングに勤しむヴァースは、とある救出任務で惑星トルファへ向かいます。しかし、これはスクラル人の罠で、救出するはずの諜報員ソー・ラーはおらず、スクラル人が擬態していました。彼らに捕まったヴァースは、スクラル人リーダーのタロスに記憶を探られます。そして自分が地球で飛行士をしていた過去の映像を見たのでした。自らの力で拘束を解き、タロスに目的を確認します。タロスは「ヴァースの記憶の中にあるライトスピードエンジンとその場所が分かる”座標”が知りたい」と言いました。

多数のスクラル人に襲われ、腕だけ拘束されたまま戦うヴァース。戦いながら「これ外してくれない?だめ?やっぱり」と言ったり、威勢よく叫ぶスクラル人にもっと威勢よく叫び返したりと、なかなかユーモアのある戦い方をします。で、結局全員倒しちゃう。笑

●地球でフューリーと出会う
自分の力で宇宙船を壊してしまった為、逃げるスクラル人の脱出船を奪ってなんとか脱出したヴァース。惑星C-53の地球に到着します。

地球で、スクラル人からローソン博士を守るため、到着した際に出会ったS.H.I.E.L.Dのニック・フューリーと共に博士を探すヴァースは、映像で見た”ペガサス”を頼りに、ペガサス計画の基地へ辿り着き、ローソン博士の情報を探し出しました。

ウェンディ・ローソン博士は、ライトスピードエンジンの開発を行っており、無認可のテスト飛行で同乗のパイロットと共に死亡。この2名を知る人物としてマリア・ランボーの名が上がります。

ローソン博士はクリー語の記述したノートを残しており、ここで彼女がクリー人だったことがわかります。ヴァースはヨンロッグに報告し、彼から彼女がクリー人の”マー・ベル”であった事を聞きます。マー・ベルはクリー人が戦争に勝つために必要なエネルギーコアの開発者だったそうな。

同じ頃、フューリーも上司ケラーに連絡をとっていましたが、この上司、タロスの擬態です。エレベーターでフューリーの事を”ニコラス”と呼び、擬態に気づいたフューリーは、最後に新人コールソンの手助けもあって、なんとかヴァースと共にS.H.I.E.L.Dから逃げ切りました。ついでにローソン博士が飼っていたと思われる猫のグースもついてきました。彼らは、唯一過去を知っていそうなマリア・ランボーのところへ向かいます。

●マリアが知る全てのこと
マリア・ランボーはキャロル・ダンヴァースの友人でした。娘のモニカもキャロルに懐いていました。

ここで過去の話を聞いていたところに、スクラル人のタロスが現れました。スクラル人は、クリー人が言うような敵ではなく、友好的な存在でした。スクラル人科学者がペガサス計画で墜落した機のブラックボックスを直し、それを聞いたヴァースはキャロルとしての過去の記憶を取り戻しました。

---過去の記憶---
ローソン博士ことマー・ベルと任務に向かっていたキャロルは、宇宙船から攻撃を受け墜落します。博士はここで自分の正体を明かし、戦争を終わらせるため、彼らを救う為に座標を覚えておいてとキャロルに伝えます。そして乗っていた機のライトスピードエンジンを壊そうとするのですが、そこへ現れたヨンロッグに撃たれてしまいます。キャロルはマー・ベルの意思を継いで、ライトスピードエンジンを破壊しました。

その時、放出されたエネルギーを浴び、フォトンブラストと言うパワーが宿ったキャロル。ヨンロッグは彼女を殺さずに連れ帰ることにしました。
----------------------

ヨンロッグはその後、自身の血をキャロルに輸血し、記憶を操作してクリー人としてヴァースを戦闘要員になるべく鍛えたのでした。

タロスによると、当時、マー・ベルは、スクラル人に対する戦争が不当だと気づき、スクラル人を助けていた事によってヨンロッグに殺されたと言うことでした。タロスはマー・ベルが研究していたコアと同じベクトルをキャロルに感じた為、捕まえて記憶を探ったのです。彼は、スクラル人が宇宙に安住の地を見つけるのに必要な宇宙船の動力となるコアを手に入れたい為に、コアがあるマー・ベルの研究所の座標を知りたいのでした。

●マー・ベルの研究所へ
タロスが知りたがっていたマー・ベルの研究所の座標とは、座標ではなく状態ベクトルの事で、それは軌道上の位置と速度。だそうな。スクラル人研究者がそれに気づけなかった事で気まずい雰囲気の中、皆でその場所へ向かうことに。

出発前、キャロルはスーツの色をモニカにデザインしてもらいます。ここで、キャプテンマーベルのスーツが出来上がりました。
モニカとハイタッチして、、、うん、いいシーン。

到着した船には、マー・ベルが研究していた”コア”こと四次元キューブが。ヨンロッグに奪われる前にボックスにしまいます。

そして、タロスがずっと探していたもの、、、彼の家族が姿を現します。マー・ベルが匿っていたスクラル人難民でした。そう、彼は表向きにはコアを探していましたが、実は家族を探していたのでした。

でもすぐにクリー人が到着し、事態は悪い方向へ。キャロルはパワーを奪われ、拘束されてしまいます。そこでクリー人の敬愛するAIインテリジェンス様と対峙しますが、キャロルは過去の自分が数々の困難も諦めなかった事を思いながら、自分の中に宿る力を発揮させます。そして、首に付けられていた制御装置を破壊しました。すると、力が一気に増し、拘束から解放されたのです。

●キャロル、力を発揮する
無敵になったキャロルはコアを回収し、マリアとフューリーに合流。フューリーにコアを渡そうとするも拒否されます。が、抱いていた猫のグースが口からとんでもないものを出して、コアを丸呑みに。。。グースは、”フラーケン”であり危険度大の生物だったのです。その後、グースを恐る恐る抱っこするフューリーがなんとも可愛い。笑

皆が脱出できるよう時間稼ぎのためにクリー人と戦うキャロル。その合間に逃げるマリアとフューリーは、敵を目の前にして困ったところで、またグースが口からすごいのを出してやっつけてくれます。結構怖い。笑

キャロルは力をバンバン使って、元仲間たちを倒しまくります。軽快な音楽が流れて、楽しそうに戦うキャロル。

マリアとフューリーはクリー人に気づかれ拘束されてしまいます。グースは何故か攻撃せずにクリー人に懐いてしまうし。。。何故かと言うと、実はタロスが擬態しているクリー人だったのです。拘束したフューリーに「ハバナの時のようにな」と言い、以前エレベーターでフューリーに擬態がバレたときの会話を出し、気づかせるタロス。
タイミングを見計らって、他のクリー人を一気に撃ち、スクラル人の仲間達を解放することに成功しました。

一方キャロルは、ヨンロッグに苦戦し、時間稼ぎしてたのもバレてしまいます。
タロス達の船が出る寸前で、タロスは追いついたヨンロッグに撃たれてしまいました。
マリアがなんとか船を脱出させて、一行は地球へまっしぐらに逃げますが、クリー人は追いかけてきます。

キャロルもヨンロッグの船にくっついて追いかけますが、振り落とされ地球へ落ちていく。。。落下しながらキャロルは集中して力を発揮させ、光り輝くキャロル。彼女は、ついに自分の力を完全にコントロールできるようになりました。

マリアは追っ手から逃げますが、しつこく追ってくるクリー人。それならば、と得意の飛行技術で相手を欺き、見事勝ちます。やったー!!となるフューリーとマリア。このワンシーンは、スターウォーズみたいで大好き!!

その後、秒でヨンロッグに攻撃されますが、そこへキャロルが飛んできてガーンと一発、ヨンロッグの船にパンチします。キャロル、空飛んでる!フューリーも一瞬見えた光景に??となっていました。

ヨンロッグが不時着したタイミングで、空にはロナンが。。。(ヨンロッグがキャロルが裏切ったと知った時点で、ロナンに応援を求めていたのでした)

ロナンに発射されたミサイルを体で受け止めて、弾き返すキャロル。それにより後続のミサイルはどんどん空中で爆発していく。その中をキャロルが爆進して、追撃をかわし、力を発揮しながら、ロナンの仲間の船を体一つで貫通しながらぶっ壊していきます。そんなのあり?無敵すぎる。
ロナンの前で拳をぶつけ、喧嘩を売るキャロルに対して、部下に「戻れ」と告げる少々ビビり顔のロナン。
しかしロナンはいずれまた取り返す、といい、部下がコアですか?と聞くと、あの女だ。と言います。

ヨンロッグの元に降りてきたキャロル。ヨンロッグは、私と戦うならその身だけで勝負しろ、カモン!と捲し立てますが、キャロルは一発力を放ってぶっ飛ぶヨンロッグ。笑
ウケる。戦う気力のなくなったヨンロッグをキャロルは船に乗せ、私が戦争も嘘も終わらせると言い、ハラへ送り返します。

●マー・ベルの意思を継ぐ
フューリーは追っ手から逃れ安心したところでグースを抱き上げ可愛がりました。が、しかし、グースに目を引っ掻かれてしまいます。

フューリーの目は、フラーケンのグースに引っ掻かれたものだったのです。

一件落着し、撃たれたけど生きていたタロスとその家族、フューリー、キャロルが、マリアの家でディナーをしながら寛いでいると、キャロルはマー・ベルの意思を継ぐと言い出しました。スクラル人の安住の地を探す、と。
モニカが「皆でここに住もうよ」と言いますが、「ここはスクラル人には危ないの」と、マリアに諭されます。キャロルが「すぐ戻ってくるよ」と言うと、「それか私が飛んで空で合流する?」と言うモニカ。
あれ、ここマーベルズに繋がるんじゃない?!!と、ちょっと期待の瞬間でした。

お皿洗いをしながら、フューリーにアップグレードしたポケベルを渡すキャロル。緊急時だけよ、と言います。これを使ったのはインフィニウォーの終わりでフューリーが消える瞬間だったから、まさに緊急時だったね。と思います。

キャロルは最後にモニカとマリアに別れを告げて、空高く飛んでいくのでした。出発カッコよすぎ。

そして、、、フューリーはプロテクター計画というものを考案します。コールソンが部屋に入ってきて、フューリーに尋ねました。「コアを渡さなかったから、クリー人に目を焼かれたってホントですか?」そしてフューリーはクールに言います。
「それについては肯定も否定もしない。」
いやいや猫に引っかかれたんだろうよあんた。笑

そんなフューリーは、最後にキャロルの写真にコールサインを見つけ、プロテクター計画の名前を”アベンジャー”に変えるのでした。

おなじみクレジット後の映像

マーベルおなじみの、クレジット後の映像についてです。

ミッドクレジットでは、インフィニティウォー直後のアベンジャーズ本部にキャロルが到着します。生き残ったメンバーと出会い、そしておなじみの言葉で「キャプテン・マーベルはエンドゲームで帰ってくる」と締めくくられます。

くぅー。ほんとに後悔してます、キャプテンマーベルより先にエンドゲーム観ちゃったこと。。。この一言でエンドゲームへの盛り上がりはもっと高まってたはず。。。

そしてエンドクレジットは、フューリーのデスクで四次元キューブを吐くグース。ばっちぃです。

その後いろんな作品で

マリアは、ドラマ:ワンダビジョンの4話冒頭でその後どうなったのか分かります。
モニカは、ドラマ:ワンダビジョンでワンダと関わるなど活躍をします。
タロスは、映画:スパイダーマン/ファーフロムホームのエンドクレジットに久しぶりに出てきます。その後、シークレット・インベージョンで活躍します。

ニックフューリーは、いろんな作品に登場してますが、マーベルズより前の最新はシークレット・インベージョンです。今まで見た事なかった素顔に近いフューリーが暗躍します。
ちなみにフューリーは、映画:キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャーで、スティーブに「信じてた男に片目を奪われた」と言ってます。かっこよく失ったことになってる〜。笑

マーベルズ鑑賞前の準備に

マーベルズには、主演のキャロルの他に、モニカとミズマーベルことカマラも出るので、、、復習が結構大変。
事前情報をまとめたページも作りましたので、ぜひコチラ↓もご覧ください。

【準備】映画:マーベルズを観に行く前に